プレカットラインは、基本的にはミニプレカットライン、量産ライン、全自動CAD/CAMラインの3種類に分類されます。
3-1.ミニライン
最も基本的な加工を主とし、電動式などの機械で構成したもので、設備投資額も少なく小規模向けとなっています。墨付が必要です。
3-2.量産ライン
高能率化を図るため、油空圧・シーケンサー制御などによる機械で構成され、デジタル化・複合化・NC化された専用機もあり、生産規模に合わせて構成がしやすくなっています。墨付が必要ですが、ほとんどはCAD出力による指示書を使用しています。
3-3.全自動CAD/CAMライン
最近開発された新鋭機で、CAD入力を利用して構造部材加工データを自動生成し、そのデータを直接全自動加工機へ転送して部材加工を行うものです。加工ミス防止と省力化を達成したもので、急速に需要が伸びています。
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