ソニア流域は、高知県総面積の84%を占める森林区域のなかでも、とりわけ豊かな森林に囲まれ、清流仁淀川流域に位置し、豊富な森林資源の供給地区となっております。
しかしながら、景気低迷による業界不振や安い外材の輸入が増加するなか、木材価格の低迷は避けられず収益性は低下し、そのうえ林業労働力の減少と高齢化の進行のもと、地域国産材の安定供給に支障をきたすなど川上から川下まで厳しい状況に直面しています。
こうしたなかにあって多くの大工、工務店は大手企業や同業他社との厳しい競争に打ち勝つために住宅の受注、設計、施工の合理化をはかっていかなければ生き残れない状況にある。
経営の安定と住宅供給の合理化は今や切っても切れない関係になっており、究極の役割であり達成しなければならないことは品質の高い住宅を安いコストで供給することに尽きると考えています。
腕一本でなりわいを立てるという特殊な世界であった住宅産業がツーバイ住宅を初め新工法の開発や大手プレハブメーカーの積極的な営業などそれに対応し生き残っていくことは至難の問題となっている。
当、仁淀川流域木造住宅研究会では、風土にあった人や環境にやさしい木造住宅の需要促進のための活動及び社会的信頼性を得るための技術研修、木材・建設業者が相連携して会員組織を結成し、企業の健全な発展をはかり共存共栄の実を揚げ、併せて本県木造住宅産業の振興に寄付すること等目的として設立することとなりました。
発起人会を2月2日佐川プレカット事務所にて開催、仁淀川流域ブランド確立のため総力をあげて取り組むことと決定しました。
共に発展するネットワークづくりの一環として仁淀川流域木造住宅研究会加入して頂きますよう宜しくお願いします。
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