木材を矯正負荷を掛けた状態で乾燥炉内に収容し、炉内空気を蒸気により置換えした後、炉内蒸気の一部を炉外に排出しつつ、炉内蒸気を過熱し、木材をそのリグニン軟化温度以上の過熱蒸気中に保持することにより木材中の水分を蒸発させることを特徴とする木材の熱処理乾燥方法。
 
  コンデンサーの原理を応用した「静電容量方式」は、木材の内部の含水率を精密に測定することができます。また、測定位置も乾燥しやすい木口ではなく、乾燥しにくい材の中央で測定しています。
 
   強さの証し、ヤング係数は従来、材に直接負担をかけることで計測していました。
この測定は、木口をハンマーで叩き、その打音の周波数を分析する音響測定方です。
作業がシンプルなので、処理が早く工程のスピードアップに貢献しています。
 
   ヤング係数と含水率を印字、木材の1本1本の品質を表示することができます。
性能保証時代にふさわしい高付加価値の角材を提供できます。
 
   自然素材の木材は、調湿・保温・抗菌・癒しの効果を持っています。
その力を活かすとともに、ホルマリンを含まない塗料や接着材の使用など、健康に留意した素材を選んでいます。
 




試験体 :13×13×301cm
 91本(測定した本数)
:佐川プレカット
 乾燥期間 3日間
 高温蒸気式乾燥機装置
試験日 :H14.2
乾燥条件 :乾球温度120℃
含水率計 ワカールS使用
(材長方向中央部2材面)
割れ長さ :4材面合計の総延長
(高知県森林技術センター実施) :図 スギ柱材高温乾燥前後の重量分布 :図 スギ柱材高温乾燥後の含水率計含水率分布
 
:図 スギ柱材高温乾燥後の動的ヤング係数 :図 スギ柱材高温乾燥後の表面割れ長さ分布 :図 スギ柱材高温乾燥後の表面割れ幅分布



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